毎日の仕事がなかなか終わらないので結局残業が続いてしまう、急な仕事の依頼があり休日に出勤して準備する、夜自宅にいるときも緊急メールや呼び出しの連絡がいつあるか分からない、そのような状態が長期間続いてしまったら心と体が疲弊してしまいますよね。ハードワークにも限界があります。人によって体力の限界は違いますし、精神力や集中力も違うでしょう。
自分はまだ大丈夫と思っていると、突然体調不良に襲われることがあります。最悪の場合には病気で長期入院することになり、職場からの長期離脱は免れないのです。会社ではメンタルヘルスに力を入れています。人事部と産業医が連携して、時間外労働が過多になっている社員に対し、定期的に話を聞くようになっているようです。体の不調や心の不調がないかを会社も気をつけています。社員と話をして肉体的または精神的に不安がある場合には、適度に休息をとるように指導されるでしょう。
そのような制度がない会社に勤めている人でも、会社の福利厚生などで、外部の心療内科で臨床心理士にカウンセリングを受けるという方法もありますよ。実際にはハードワークで、心が限界に達しているのに、本人にはその自覚がないケースもあります。そのままの状態にして同じように勤務し続けてしまうと心の病気になってしまうこともあります。ハードワークで心が疲れているという自覚がある人であれば、カウンセリングで臨床心理士から指導してもらうことで、病を事前に防ぐことができますので自分に合った対処法を見付けましょう。